お酒の用語集 ま行

マッコリ(まっこり)

韓国の醸造酒のひとつ。原材料は、米を中心に小麦や芋など穀物と麹。日本のどぶろくなどに似ているにごり酒である。アルコール度数は6~8%と低くビールに近い。

マリアージュ(まりあーじゅ)

本来はワインと料理を合わせる事を結婚に例えた事だが、最近はお酒全般と料理との相性や合わせる事に使われる。

みぞれ酒(みぞれさけ)

過冷却を応用したシャーベット状になった日本酒の事。日本酒を静かにゆっくり均一に冷やすことで、過冷却状態にし、グラスなどに注いだ時に結晶化してシャーベット状を楽しむ。

美山錦(みやまにしき)

酒造好適米のひとつ。寒い地方でも育つ品種で、長野県や秋田県、山形、福島などで造られる。作付面積は五百万石、山田錦に続く三番目。(平成19年度農林水産省資料より)

味醂(みりん)

料理の調味料に主に使われる。甘みや照り、香りを加えることが出来る。アルコールを加え飲料する場合も有る。伝統的な「本みりん」と「みりん風調味料」がある。本みりんは雑酒扱いとなり酒税がかかる…

蒸し米(むしまい)

日本酒造りの工程の一つ。蒸気によってお米を蒸らす。「外硬内軟」が理想とされる。

無濾過生原酒(むろかなまげんしゅ)

無調節、搾ったままのお酒。本来なら濾過で不純物を取り除き、加水でアルコール度数を調整、火入れで殺菌し出荷されるが、それらの工程を無しにするので、味は荒々しく、アルコール度数も高く、濃いお酒になる。

モルトウイスキー(もるとういすきー)

シングルモルトと同義。麦芽(モルト)を原材料にしたウイスキーの総称。

諸白(もろはく)

日本酒造りで麹米と掛け米の両方を精米して使用する方法。片白の対語。

醪(もろみ)

お米と水と麹を発酵させ、搾る前の状態の物。