お酒の用語集 は行

バーボンウイスキー(ばーぼんういすきー)

アメリカンウイスキーの代表。原料、熟成用の樽、熟成年数など法律で決まっている。名前の由来は、独立戦争で味方したフランス王朝ブルボン朝からと言う説が有る。

バクダン酒(ばくだんさけ)

韓国のカクテルでウイスキーとビールを混ぜたもの。

日本酒では、開封時に噴出す事から「活性にごり酒」を指すことが有る。動画サイトなどで開封時の動画が多数見る事が出来る。

蜂蜜酒(はちみつしゅ)

ミード(酒)とも言われる。蜂蜜から造られた世界最古のお酒とされている。とても甘い。

ピート(ぴーと)

泥炭の事。スコッチウイスキーでは、発芽させた麦芽を乾かす作業で燃料として使用し、麦芽に独特のピート香を付ける。これがスコッチウイスキーの特徴であるスモーキーな香りの元となっている。

火入れ

日本酒醸造の工程の1つで、貯蔵や出荷の前に殺菌する事。通常は2回行われる。日本酒を腐敗させる火落ち菌などを約60度の低温で死滅させる。現在は濾過する事で取り除く事も出来る様になった。

火落ち菌(ひおちきん)

日本酒を腐敗させる菌。日本酒造りはこの菌との戦いとも言え、三段仕込みや火入れなど腐敗を防ぐ技術が進歩し続けてきた。

老ね香(ひねか)

保存状態の悪い日本酒が発する事が有る臭い。

冷やおろし(ひやおろし)

冬に醸造した日本酒を貯蔵、熟成をして秋口から販売する商品。熟成させる為か濃いめの味になる傾向が有る。「秋あがり」とも言う。

ピュアモルト・ウイスキー(ぴゅあもるとういすきー)

ウイスキーの一種。モルト(麦芽)だけのモルトウイスキーの事を指すことが多い。

袋搾り(ふくろしぼり)

袋吊りとも言う。日本酒の搾りの方法の一つ。醪を布の袋に入れて吊るし、余計な圧力をかける事無く落ちてくる雫を貯める事から「雫酒」とも呼ばれる。品評会などへの高品質なお酒が多い。

普通酒(ふつうしゅ)

特定名称酒の条件を満たしていない日本酒全般。お値段がリーズナブルな場合が多い。

二日酔い(ふつかよい)

前日のお酒が残ってしまっている状態の事。一番の対策は自身の限界酒量を把握する(呑み過ぎない)事。対処法としては、水分補給。アルコールを分解する肝臓の補助としてウコンなどが有名。迎え酒だけは悪化するだけなので止めた方がよい。

槽搾り(ふねしぼり)

日本酒造りの上槽の代表的な方法の一つ。醪を入れた酒袋を箱状の「槽(ふね)」に重ねて並べ、上から圧力をかけて搾る方法。

ブランデー(ぶらんでー)

ブドウなどの果実やワインなど果実酒を原料とした蒸留酒。言葉の由来は、フランス語の「ヴァン=ブリュレ(ワインを焼いたもの)」で本来はワインを蒸留したお酒の事。

プルーフ(ぷるーふ)

洋酒などで表記されているアルコール濃度を指す古い単位。イギリスの「UKプルーフ」とアメリカの「USプルーフ」があり、それぞれ値が異なるので注意が必要。

ブレンディッド・ウイスキー(ぶらんでぇっどういすきー)

誕生は1853年。ブレンディッド・ウイスキーは、それまで、一樽ごとに味の異なるウイスキー(飲むたびに異なる味)を、ブレンドにより均一で、いつでも、どこでも、同じ味を楽しめ、飲みやすいウイスキーとしました。

並行複発酵(へいこうふくはっこう)

日本酒での発酵工程。麹によるお米のデンプン質を糖に替え、酵母が糖をアルコールと炭酸ガスに替える現象を同じタンク内で行う珍しい発酵工程。

本醸造酒(ほんじょうぞうしゅ)

米と麹と水、醸造アルコールで造られた精米歩合70%以下の日本酒。特定名称酒のひとつ。